2013年9月16日 (月・祝) @大阪 DESIGNEAST
Topic
PROPSのこれまでとこれから
納見健悟、平塚 桂、森村佳浩、山崎泰寛
2012年9月から2013年3月にかけて開催した「PROPS プロトーク」全5回。なぜこのようなイベントを開催したのか。多様な登壇者との、のべ15.5時間、24人の登壇者、約450名の参加者との濃密な対話の中で、どのような「共通のことば」が見つかったのか。運営にたずさわったメンバー(関西にいる人中心)で振り返りながら、PROPSのねらいとか、これからの展望とかをゆるゆる話します。会場は、「PROPS プロトーク」第1回を開催した「DESIGNEAST(デザインイースト)」! クリエイターが大阪湾岸の元造船所に集い、トークやマーケットやワークショップをくりひろげる秋の大阪の名物イベント、3階「SPEAKERS CORNER」にてお会いしましょう。
Date
2013年9月16日(月・祝) 15:00 ~ 15:50
台風の影響により16:00 ~ 16:50に変更になりました!
Site
会場:名村造船所跡地/クリエイティブセンター大阪
住所:大阪市住之江区北加賀屋4-1-55
DESIGNEAST04 http://designeast.jp/
Entrance Fee
一般2,000円、学生1,000円(DESIGNEAST04の入場料)
Speaker
納見健悟 (コンストラクションマネジャー/あるく総合研究所)
フリーランスのコンストラクションマネジャー(CMr)。大手建築マネジメント会社とパートナー契約を結び、CM業務や広報戦略を担当。編集企画やライター、イベント企画・出演、人材獲得支援を手がける、何でも屋。日本CM協会PR小委員会委員。
平塚 桂 (ライター/ぽむ企画)
建築系ライター、京都在住。伊勢神宮から東京スカイツリーまで、建築についていろいろ書く。土地と建物にまつわる背後の仕組みに関心があり、最近は宅建の勉強をしたり。
森村佳浩 (建築設計)
住宅系不動産会社の設計部門で住宅以外の設計のお仕事中。PROPS第五回コーディネーター、アーカイブ担当。
山崎泰寛 (編集者)
建築系編集者。現在は京都工芸繊維大学の博士課程で、戦後の建築展を通じたメディア史を研究中。
2013年9月5日
第5回 2013年3月31日 (日) 「建築・不動産と情報技術」プロジェクトの見える化と合意形成
Topic
建築・不動産と情報技術
ープロジェクトの見える化と合意形成ー
羽鳥達也、永島洋一、山口雄司、正光俊夫
建築の世界では風の流れや設備配管、不動産の場合は膨大な物件情報というように、情報技術の進展により、かつて不可視だった多くのものが認識しやすくなった。一方で土地や建物にまつわる情報の流れには断絶が生じている。大きな可能性を持ちながら設計から施工までのフェイズで活用されるに留まるBIM、マンションやオフィスビルの管理のみに使われるプロパティ・マネジメント用のソフトウェア、不動産仲介だけに活用される物件情報など、1つの不動産に対しても目的や建物のフェイズごとに、異なるツール、異なるデータベースが使われている。今回は、建築・不動産業界におけるお金と情報、そしてそこに係わる「人」の流れを分析し、ある物件やあるプロジェクトの中で起きる情報の断絶の要因を考える。そしてさまざまな立場の人間が土地や建物の価値をわかりやすく認識し、合意形成できるプラットフォームとは何なのか。企画から運用まで、さまざまなスケール、さまざまなフェイズで情報技術を駆使しながら土地や建物に関わるプロ4者とともに、建築・不動産プロジェクトの見える化/効率化を図り、合意形成を促すツールとしての情報技術の可能性を探る。
→詳しくは「事前レビュー(by 森村佳浩/@orihihs0y)」もお読みください
Date
2013年3月31日(日) 15:00 ~ 18:00 [バータイム(懇親会)18:00 ~ 20:00]
Site
会場:コクヨ エコライブオフィス品川
住所:東京都港区港南1-8-35
http://www.kokuyo.co.jp/creative/ecooffice/
Entrance Fee
前売り2,000円(学生1,500円)、当日2,500円(学生2,000 円)
※前売券のご購入はこちらから
http://peatix.com/event/11333
Seat
約80席
Speaker
羽鳥達也 (建築設計/日建設計 設計部 主管)
1973年生まれ。武蔵工業大学(現・東京都市大学)大学院修了。日建設計で『神保町シアタービル』『ソニーシティ大崎』等の設計を担当。東京都市大学、東京大学非常勤講師。日建設計ボランティア部。大規模プロジェクトや先進的な環境配慮型の建築の設計を通じ、気流、温熱環境、避難など種々のシミュレーションを活用した、多角的なプレゼンテーションによるコンセンサス形成を行って来た経験を踏まえ「逃げ地図」を開発。「逃げ地図」は避難地図としての利用のみならず、土地のリスクを可視化し、避難を意識した街づくりのための合意形成を促すプラットフォームとして、復興地のみならず未災地からも注目を集めている。
永島洋一 (ファシリティマネジャー/CTCテクノロジー)
1979年生まれ。大学で経営学を学び、卒業後ニチイ学館総務部に勤務。現在CTCテクノロジーネットワークエンジニアリング部にて法人向けにワークスタイルに関するコンサルティング事業やインフラ構築を手がける。転職した当初はオフィス構築におけるプロジェクトマネージャーを主務としていたがインハウスの経験を活かして発注者の目線からオフィス、サーバールームの計画段階におけるコンサルティング業務も担当している。
山口雄司 (システムアナリスト/シンクタンク、この後ニート)
1980年生まれ。大阪大学工学部建築工学専攻修了。シンクタンクのシステムエンジニアとして、不動産・流通業界等のシステム開発・維持に関わる。退職後、ソーシャル系不動産サイト設立の準備中。築40年のマンションをリノベーションして暮らしており、管理組合の代表経験もある。
正光俊夫 (テクニカルコンサルタント/オートデスク株式会社)
1978年福井県生まれ。高校卒業後アメリカに渡り、大学を転々としながらCAD/CAM、CMを学び、最終的にミシガン大学工学部都市環境工学科にてConstruction Engineering and Managementを専攻。大成建設株式会社建築部にて国内の現場監督、海外の大型プロジェクト管理、建築本部技術部を経て、オートデスク株式会社コンサルティング本部に転職。アブダビを始め、多くの海外のBIMプロジェクトに関わる。プロジェクト管理ソフトやBIMのようなIT技術を活用した建設プロジェクト管理を目指している。
Moderator
納見健悟、平塚 桂
Coordinator
森村佳浩
2013年2月28日
第4回 2013年2月24日 (日) 「マーケティング・レイティング」
Topic
マーケティング・レイティング
ープロに聞く“よい”建物が、真っ当に取引されるしくみー
服部毅、福井信行、野々村範之、中田誠、田中歩
どうすれば“よい”建物に出会うことができるのか? 不動産は適切に評価されうるのか? デザインが建物に与える影響を定量的に評価することはできないのか? 専門家もエンドユーザーも両者を結ぶ取引市場の不透明さに頭を悩ませる。
不動産鑑定士の服部毅氏は、市場価格を理論上の鑑定価格で説明することの限界を指摘し、さまざまな指標を評価に組み込むのが鑑定士の腕の見せ所と述べる。多くの建物のリノベーションを手がける福井信行氏は、建築と不動産の双方に通じるキャリアを武器に、建物の古さを肯定し、価値に変えようと試みる。不動産市場が魅力的な市場に映るというIT業界出身の野々村範之氏は「周辺環境スカウター」など、エンドユーザーが周辺地域の便利度から不動産の価値を判断できるしくみを仕掛ける。UR都市機構の中田誠氏は、半世紀あまりで生まれた多数の住宅ストックをいかに評価して時代に対応させるか、ソフト/ハードをまたぐ幅広い視点から検討し、実践している。不動産取引のしくみに明るい不動産コンサルタントの田中歩氏は専門家が共同で中古物件に投資し自らリスクを背負って事業化する「木賃デベロップメント」などを通じて、新しい不動産事業・不動産取引を提案する。
不動産鑑定、インターネットを通じたエンドユーザーへの橋渡し、リノベーション、住宅供給と維持管理、新形態の不動産事業の提案……さまざまな立場の専門家が、土地や建物の評価法と今後の取引のあり方を考える。
→詳しくは「事前レビュー(by TEP_)」もお読みください
Date
2013年2月24日(日) 15:00 ~ 18:00 [バータイム(懇親会)18:00 ~ 20:00]
Site
会場:コクヨ エコライブオフィス品川
住所:東京都港区港南1-8-35
http://www.kokuyo.co.jp/creative/ecooffice/
Entrance Fee
前売り2,000円(学生1,500円)、当日2,500円(学生2,000 円)
Seat
約80席
Speaker
服部毅 (不動産鑑定士/青山リアルティー・アドバイザーズ)
1967年千葉県生まれ。慶應義塾大学法学部法律学科卒業後、三井信託銀行(現三井住友信託銀行)入社、不動産開発業務、仲介業務等に従事。財団法人日本不動産研究所入所にて、鑑定評価等業務に従事し、2006年現会社に移籍、取締役に就任。2011年国土交通省「中古住宅・リフォームトータルプラン」に関し「国内外における中古住宅の流通状況と中古住宅の価格構成要素に関する調査研究業務」補助事業を実施。国土交通省・不動産流通市場活性化フォーラム委員。
野々村範之 (サンゼロ賃貸/株式会社サンゼロミニッツCTO)
1978年千葉県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、Web系のプログラマー、システム管理者を経験後、新規事業担当として地域情報サービスの運営を開始し、スピンアウトして分社化。当初は飲食店向けの販促などを主軸としていたが、収集した地域情報から住所を「周辺環境スコア」としてレーティングした賃貸サービス「サンゼロ賃貸」の運営を開始。
福井信行 (リノベーションデザイン・施工管理/ルーヴィス代表)
1975年神奈川県生まれ。高校卒業後3年半のニート生活の後、目黒通りのインテリアショップ「ACME Furniture」にて4年間、中古家具のバイヤー兼メンテナンスを担当。その後4年間賃貸管理会社にて賃貸管理業務を経て、2005年ルーヴィス設立。マンション、戸建を中心に木造アパート、長屋、平屋など、年間30件程度のリノベーションを手掛けている。
中田誠 (UR都市機構 東日本賃貸住宅本部 設計部)
1957年兵庫県生まれ。大阪大学建築工学科大学院修了後、住宅・都市整備公団(現UR都市機構)入社。入社以来関西の御影・千里山・仁川団地、関東の草加松原・上野台・赤羽台団地の建替え、曳舟駅前再開発などの設計を担当。技術研究所在籍時に住棟改修実験プロジェクト「ルネッサンス計画」の「ひばりヶ丘」及び「向ヶ丘第2」の両プロジェクトを担当。2011年より現職。一級建築士。
田中歩 (不動産コンサルタント/あゆみリアルティーサービス代表取締役)
1967年神奈川県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。不動産部門にて各種業務を経験後、2008年中古住宅売買において不動産・金融・建築を三位一体でサポートする目的であゆみリアルティーサービスを設立。ホームインスペクション付中古住宅売買コンサルティング仲介、投資用不動産コンサルティングなど不動産業務全般を手掛ける。日本ホームインスペクターズ協会理事、公認ホームインスペクター。
Moderator
納見健悟、平塚 桂
Coordinator
岡田仲史、TEP_
【関連リンク】
・レビュー「住宅市場の不透明性と多様性、そして新たな共同体へ」白石卓央
http://props.a-ri.jp/1043
・ゲストレビュー「PROPS第4回レビュー」野々村範之
http://www.nonomura.jp/2013/03/22/0005/
・レポート「PROPS第4回レポート(感想編)」山下健太郎
http://motinoyaketru.wordpress.com/2013/03/23/props第4回レポート感想編
・レポート「PROPS第4回レポート(内幕編)」山下健太郎
http://motinoyaketru.wordpress.com/2013/03/23/props第4回レポート内幕編
・レポート「PROPS第四回「マーケティング・レイティング」に参加して」高杉義征
http://blog.livedoor.jp/osugi828/archives/65601757.html
・PROPSプロトーク第4回「マーケティング・レイティング」 当日ツイート
http://togetter.com/li/462731
2013年1月14日
第3回 2013年1月20日 (日) 「働き方・生き方・稼ぎ方」
※当日券は会場へ直接ご来場いただき、お買い求めください。当日券をご希望の方は、早めにご来場いただけますと、スムーズに入場できます。開場は12:30~となります。(2013/1/19)
Topic
働き方・生き方・稼ぎ方
1部 ー転職経験者に聞く「キャリアって、結局なんですか?」ー
内藤滋義、大久保慈、高杉義征、平野竜太郎
「技術者の転職ニーズは40歳前後に花開く」とキャリアコンサルタントの平野竜太郎氏はいう。設計でキャリアをはじめ、ゼネコン/デベロッパー/外資系不動産投資会社を渡り歩いてきたコンストラクションマネジャーの内藤滋義氏、単身フィンランドに渡り複数の設計事務所勤務や自らの事務所設立などから海外でのキャリア形成を行ってきた大久保慈氏、ブラックな不動産業界を渡り歩き、横浜スタイルの創業メンバーとして自らの居場所を作り出した高杉義征氏。大企業、外資系、海外、ファンド、起業といった注目の環境で働き、何を感じたのか。異動、事業撤退、リストラ、パワハラ……突然のアクシデントを乗り越え、積み重ねた経験は、数多くの転職を支援してきたキャリアコンサルタントの目にはどう映るのか。仕事を通じて影響受けた出来事を振り返り、土地と建物にかかわる「キャリアの成り立ち」と「これからの働き方」について考える。
→詳しくは「第1部事前レビュー(by 山下健太郎)」もお読みください
2部 ーキャリアを活かす、仕事の”場”をつくるー
中村真広、伊藤洋志、菊池 健、山下正太郎
大企業から独立し、シェアードワークプレイス「co-ba」をはじめ、これまでとは違う「人のつながり」を生む空間を設立し運営する中村真広氏。シェアオフィスの運営やワークショップの企画などから、専業とは違う仕事のあり方を模索し複数の仕事の組み合わせによる「ナリワイ」を実践する伊藤洋志氏。若手マンガ家を支援する「トキワ荘プロジェクト」や地域密着型の学習・交流の場「おとな大学」など、NPOで様々な若者の就業・育成支援を行っている菊池健氏。企業の視点で働き方やワークプレイスの動向を調査・研究する山下正太郎氏を交え、キャリアの活かし方、新しい仕事の”場”のつくり方を考える。
→詳しくは「第2部事前レビュー(by 山道雄太)」もお読みください
3部 Bar Time
バータイム(懇親会)です。キャッシュオンデリバリー形式でドリンクや軽食、お菓子を用意。ふるってご参加ください。
Date
2013年1月20日(日) 1部 13:00 ~ 15:30 / 2部 16:00 ~ 18:30 / 3部 18:30 ~20:30
Site
会場:コクヨ エコライブオフィス品川
住所:東京都港区港南1-8-35
http://www.kokuyo.co.jp/creative/ecooffice/
Entrance Fee
前売り2,500円(学生2,000円)、当日3,000円(学生2,500 円)
(1部〜3部共通)
Seat
約80席
Speaker
1部
内藤滋義 (コンストラクションマネジャー/三井不動産アーキテクチュラルエンジニアリングCM本部)
1971年、山梨県生まれ。工学院大学大学院修了後、熊谷組入社。商業施設やマンションの設計業務、全社共通のCAD基準の策定業務などにかかわる。森ビル入社後、ソフトバンクとの合弁会社シーエムネットに出向し、電子商取引サイトの構築やCM業務にかかわる。外資系不動産投資会社にて、オフィスビルをはじめとしたCM、PM業務などを担当した後、現職。1級建築士、宅地建物取引主任者、ファイナンシャルプランナー。
大久保慈 (建築家/フィンランド建築家組合〈SAFA〉正規会員)
1974年生まれ。1998年明治大学理工学部建築学科卒。1999年よりロータリー財団奨学生としてヘルシンキ工科大学(現アアルト大学)留学。2000年よりディプロマ学生として正規入学。2009年同大学卒業。在学時よりR-H Laasko、A-Men、JKMM、K2S等の建築設計事務所に勤務。2012年に帰国。10月より明治大学研究推進員として建築学科の国際プロフェッショナルマスターコース立ちあげに関わる。2007年より自身の建築設計事務所でも活動。著作に『クリエイティブ・フィンランド 建築、都市、プロダクトのデザイン』。
高杉義征 (不動産仲介/横浜スタイル横浜本店システム部部長)
1981年生まれ。山口県宇部市育ち。スターツ株式会社(現スターツコーポレーション株式会社)入社後、不動産売買仲介営業、賃貸営業、賃貸管理業、プロパティマネジメント、アセットマネジメントと不動産業に幅広く携わる。2007年に横浜スタイル株式会社NIKKEIの設立に合わせ入社。常に現場のお客様の動向を追いながら、ウェブサイト政策のディレクション、不動産広告のデザイン、広告分析等、旧来の店頭集客に囚われないマーケティング集客を実践している。
平野竜太郎 (キャリアコンサルタント/リクルートキャリア)
1974年神奈川県生まれ。1996年二松学舎大学国文学部国文学科卒業後、地方出版社へ入社。賃貸・不動産売買情報誌の編集・営業に携わり発行人などを経て、2007年リクルートエージェントに入社。現在は建設・不動産領域における技術者担当として採用企業・転職希望者双方を担当する、建設業界専門コンサルタントとして活動中。
2部
中村真広 (クリエイティブ・ディレクター/ 株式会社ツクルバ 代表取締役 CCO )
1984年千葉県生まれ。東京工業大学大学院建築学専攻修了。不動産デベロッパー、ミュージアムデザイン事務所を経て、2011年8月ツクルバを設立。シェアードワークプレイス【co-ba】、新形態ダイニングバー【1K -Tokyo Share Dining-】などの空間プロデュースを手がける。場づくりの企画・設計・運営における一貫性を作るべく「枠組みからのデザイン」を行い、これまでになかった「場」の発明、そしてソーシャル・キャピタルの構築を目指して活動している。
伊藤洋志 (ナリワイ実践家/全国床張り協会会長など)
1979年生まれ。香川県出身。京都大学大学院農学研究科森林科学専攻修士課程修了。個人で始められて、頭と体が鍛えられる小さい仕事を「ナリワイ」と定義し、ナリワイを複数持つ働き方を実践。これまでに「床さえ張れれば家には困らない」を合い言葉にしたサークル的ギルド団体「全国床張り協会」などの運営を行う。著作に『ナリワイをつくる : 人生を盗まれない働き方』(東京書籍)。
菊池 健 (NPO法人NEWVERY理事・事務局長/トキワ荘プロジェクト ディレクター)
1973年東京都生まれ。日本大学理工学部機械工学科卒。機械専門商社、プライス・ウォーターハウス・クーパース・コンサルタント、ITベンチャー、ソーシャルベンチャーの副社長を経て、2010年1月よりNEWVERY事務局長。2011年4月より同理事。京都市が主催する、京都国際マンガ・アニメフェアの広報担当と、京都版トキワ荘事業の事業責任者。団体著書に『漫画家白書』『マンガでメシを食っていく』『マンガで食えない人の壁』など。
山下正太郎 (WORKSIGHT LAB研究員/WORKSIGHT編集長)
1982年生まれ。京都育ち。2007年京都工芸繊維大学大学院修士課程修了、コクヨ入社。ワークプレイス設計者、コンサルタントを経て、2011年ワークスタイル情報誌WORKSIGHT (http://www.worksight.jp/) 創刊。ワークプレイスのプログラミング、コンセプト立案、などクライアントワークと並行して、主に企業を対象とした働き方やワークプレイスの動向について調査・研究を行っている。
Moderator
納見健悟、平塚 桂
Coordinator
山下健太郎、山道雄太
【関連リンク】
・レビュー「組織や土地・建物と自分との距離を見つめ直し、自由に生きる」近藤佑子
・彰国社・建築文化シナジー掲載レビュー「私たちの、働き方・生き方・稼ぎ方」山下健太郎
http://www.kenchikubunka.com/synergy/main/search.php#mode=browse/entry_id=1808/category_id=5
・レポート「PROPS第3回を終えて」山下健太郎
http://motinoyaketru.tumblr.com/post/43393808712/props-3
・PROPSプロトーク第3回「働き方・生き方・稼ぎ方」 当日ツイート
2012年11月26日
第2回 2012年12月9日 (日) 「開発・オペレーション」
Topic
開発・オペレーション
ー日本の都市開発モデルは海外展開できるかー
グローバルかローカルか。縮小の時代に、都市開発に携わるプレイヤーはどう動くのか。沿線開発モデルをふくむ鉄道運営システムの海外進出を目論む鉄道会社。「オペレーション」をキーワードに、製造業の海外進出における施設づくりと運営ノウハウを一体的にサポートする山下ピー・エム・コンサルタンツの川原秀仁氏。ローカルの再開発から可能性を追求する再開発コーディネーター中尾俊幸氏と、日本の都市開発史に詳しい建築家の藤村龍至氏とともに、都市開発のこれからを考える。
→詳しくは「第2回事前レビュー(by 山岡史典)」もお読みください
Date
2012年12月9日(日) 15:00 ~ 18:00
Site
会場:コクヨ エコライブオフィス品川
住所:東京都港区港南1-8-35
http://www.kokuyo.co.jp/creative/ecooffice/
Entrance Fee
前売り2,000円(学生1,500円)、当日2,500円(学生2,000 円)
Seat
約80席
Speaker
川原秀仁 (山下ピー・エム・コンサルタンツ常務取締役)
1960年生まれ。日本大学理工学部建築学科卒。農用地開発/整備公団、農水省、JICA等を経て、山下設計に入社。1999年に山下ピー・エム・コンサルタンツに転籍。山下PMCの創業メンバーとして参画し、国内CM技術の礎を築く。メガプロジェクトを中心に代表的CM/PM案件に従事し、近年では建物の事業継続と資産保持の観点から顧客企業の経営戦略をサポートする事業創造部門の立上げを行う。CCMJ、認定FMr、一級建築士。
中尾俊幸 (再開発コーディネーター/(株)アール・アイ・エー開発企画一部副参事)
1975年、大阪府生まれ。京都大学建築学科卒。東京大学大学院都市工学専攻修士修了。2000年(株)アール・アイ・エー入社後、東京・横浜で再開発事業や跡地開発関連の都市計画や事業推進実務に従事。国土交通省等の調査業務等を通じ、全国のまちづくりや再開発事情にも精通。再開発コーディネーター協会個人正会員、芝浦工業大学非常勤講師。技術士(都市及び地方計画)、再開発プランナー。
net_heads (組織設計事務所勤務)
1974年、茨城県生まれ。都内某大学大学院修了。就職氷河期とそれに続く不況に翻弄されつつも、ゼネコン、アトリエ事務所、再開発を主とする中堅組織事務所を経て、現在は都内大手組織事務所に勤務。前職で培った都市計画的手法の知識や、区画整理・開発許可等といった土木的な実務の経験を生かし、現職においては、再開発案件、その中でも大規模商業施設の設計・監理をメインに手掛けている。1級建築士、宅地建物取引主任者。
藤村龍至(建築家/東洋大学専任講師)
1976年東京生まれ。2008年東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。2010年より東洋大学専任講師。藤村龍至建築設計事務所主宰。建築設計と並行して展覧会のキュレーションやシンポジウム、出版物の企画、論考等の寄稿多数。国土計画や建設産業の現状の批評と予言を行った「列島改造論2.0」を『思想地図β』に発表し、1970年代以後の巨大開発をレビューする書籍等を準備中。
Moderator
納見健悟、平塚 桂
Coordinator
net_heads、山岡史典、諸山隆法
【関連リンク】
・レビュー「“建築界のアノニマス”が問いかける開発のこれから」橋本祐典
・PROPS プロトーク [第2回]「開発・オペレーション」事前レビュー 山岡史典
・レポート「PROPS第2回速報レビュー(内幕編)」山下健太郎
http://motinoyaketru.tumblr.com/post/37786325485/props-2
・ブログ「第2回PROPSプロトーク感想」gelsy
http://d.hatena.ne.jp/Gelsy/20121219/1355928864
・ブログ「日本の都市は空洞化も縮小もしない。輸出されている」gelsy
http://d.hatena.ne.jp/Gelsy/20121223/1356189830
・PROPSプロトーク第2回 「開発・オペレーション」 当日ツイート
2012年9月10日